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1980年代の2Stバイク全盛の当時、ヤマハの契約ライダーであった石井正美(いしいまさみ)氏が、本栖12時間エンデューロレースにおいて、並み居るフルサイズバイクを抑えて優勝。
ノーマルのエンジンに、ラジエターとリアサスのみ強化して参戦し、奇跡のDT50として語り継がれる
かつての名優、根津甚八さんが所有していたバイクでもある。 |
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最大の魅力は、重量が軽く扱い易いこと。
いつの間にかテクニックが上達したような錯覚を覚える、クイックな操作性にある。
ビギナーからベテランまで楽しめるオフロードバイク。
なお、全6段ミッションの1~4速まではクロスレシオとなっており、山岳路向けの設計である。
ただし、ノーマル車での1速によるトレッキング走行は、低回転域でのトルク不足により不得意である。 |
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欧州向けモデルDT50R。
洗練されたデザインになり、歴史の変遷を感じさせる。
写真はスペインYAMAHA製のモデル。 |
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こちらはイタリアYAMAHA製のDT50SM。
欧州では画像のとおり、ビギナー向けオフローダーとして高人気。
リミッタ解除等により、100km/hをクリアする性能を誇るが、国内での流通はわずか。
メンテナンスのための部品入手を考慮すると、容易に手が出せないのが難点。 |